はじめに
まずはA-1攻撃機からです。ただし、タイ空軍は本機を運用していなかった気がするので、在タイ米軍か南ベトナム軍の所属機かなと思います。
B-737もいますが、明らかにオリジナルではないと思われるエンジンをつけています。
これはタイで開発された練習機「RTAF-5」です。推進式のプロペラを装備している珍しい機体ですが、2機が試作されたのみにとどまりました。
お次の飛行機は日本のYS-11、、、によく似ていますが、イギリスの「アブロ748」かと思われます。B737とA320よりも似てます。本当に似てます。
その後ろにも何機か飛行機が見えていますが、柵のずっと向こうにあって近づくことができずません。見学させるつもりはないのでしょうね。
これはC-123「プロバイダー」輸送機です。ちなみに後部ハッチが開いており、中にも入れます。
これはタイの国産機パリバトラのレプリカと思われます。この後も出てきます。何機か作ったんですねきっと。
続いてイタリア、アエルマッキ社の練習機「SF-260」がここに。
セスナ社製の観測機、O-1/L-19「バードドッグ」は2機が展示されています。
やや角度をつけた状態で展示されているのは「RTAF-6」練習機です。先のRTAF-5に続いて開発された最新の国産機で、25機の量産が予定されているらしいです。
これはF-86D「セイバードッグ」のバリエーションの一種「F-86L」です。
これは既に見てきた攻撃機A-37の元ネタとなった練習機T-37「ツイート」です。
この飛行機は、米ヘリオ社の多用途機「クーリエ」ですね。保存状態ははっきり言って悪いです。翼端には穴あいちゃってるし。
あんまり見ない機体ですが、英パーシバル社の「プリンス」かと思われます。なんか戦前の爆撃機と飛行艇を合わせたみたいな見た目をしていますね。いちおう初飛行は1948年です。
このかわいい練習機はデ・ハビランド・カナダ「DHC-1」です。思うのですが、タイって多種多様な練習機を導入しすぎじゃないでしょうか?一貫性がないというか。政治の香りがします。
シャークマウスとターボプロップエンジンの映えるかっちょいいこの機体は、スイス、ピラタス社製のPC-6「ポーター」です。日本でも小松基地の博物館で南極隊が使用したものを見学することができますよ。
そんでもってT-33。
C-47は水平姿勢で展示されています。この機体は正門脇に展示されていて訪問者をお出迎えする役割があるのだと思うのですが、私が行ったときは正門からは入ることができず、誰も通らないなか、ひとりポツンとたたずんでいました。
北側の屋外展示機はこんな感じです。大型の機体や、タイ空軍の中でも位置づけのはっきりしない機体が展示されている印象でした。さて、続いては南側の機体を見ていくことにしましょう。
南屋外展示
南屋外展示エリアは、下の画像の⑧にあたるエリアです。いちばん端に位置しているので、あれ?ここまで入っても大丈夫だよね?とちょっと心配になるエリアです。
この機体は、自衛隊でも運用された練習機T-28「トロージャン」です。戦後の軍用レシプロ機、て感じがしますね~
これは先ほどのF-86Lの先輩に改修元にあたるF-86F「セイバー」です。
そいでもってT-6「テキサン」です。これら3機種は自衛隊でも運用していたので、日本の航空博物館でも見学できますよ。なんと浜松に行けば全部見られます。
レスキューと書いてあるこの機体はグラマンG-44「ウィジョン」です。水陸両用の飛行艇で、救難機として使用されていたのでしょう。
二次大戦機好きなら興奮間違いなしなのが、このSB2C「ヘルダイバー」です。タイも本機を運用していたんですね。しかしながら、この展示機は羽布がボロボロで保存状態は良くありませんでした。できればファイアフライと一緒に補修してあげてほしいですね。
「フェアチャイルド24」は1930年代に開発された飛行機です。こういう思わぬ飛行機がいるのがこの博物館の特徴です。
でかくて全体の写真が上手く撮れなかったのですが、アエリタリア「G.222」かと思われます。
このエリアの脇には、またもやパリバトラのレプリカが。
そしてスクラップヤード。ファントレーナーやF-5の残骸がころがっています。
そして対空火器でしょうか。飛行機以外のものも展示されているのですが、私にはさっぱりです。写真には撮っていませんがレーダーも展示されていました。
以上、駆け足でしたが屋外の展示機を見てみました。雨ざらしなだけあって保存状態が良くないものが多かったですね。少しずつでも補修が進んでくれると良いなと思います。
もし補足情報や小ネタなどありましたら是非コメントもお願いいたします!
次回の記事で、タイ王立空軍博物館は終了の予定です。よろしければ次の記事もよろしくお願いします。
タイ王立空軍博物館の第4弾です。4回目の今回は、屋外の展示機を探索していきます。
ちなみにこの博物館には、北側の屋外展示機エリアと、南側の屋外展示機エリアの二つが存在しています。まずは北側から見ていきましょう。
北屋外展示
それでは早速、北屋外展示を見ていきます。下の画像では、④の赤枠で囲った部分となります。なお、しつこいようですが、このエリア分けは私が勝手にしているものですのでご注意ください。
北屋外展示
それでは早速、北屋外展示を見ていきます。下の画像では、④の赤枠で囲った部分となります。なお、しつこいようですが、このエリア分けは私が勝手にしているものですのでご注意ください。
まずはA-1攻撃機からです。ただし、タイ空軍は本機を運用していなかった気がするので、在タイ米軍か南ベトナム軍の所属機かなと思います。
B-737もいますが、明らかにオリジナルではないと思われるエンジンをつけています。
これはタイで開発された練習機「RTAF-5」です。推進式のプロペラを装備している珍しい機体ですが、2機が試作されたのみにとどまりました。
お次の飛行機は日本のYS-11、、、によく似ていますが、イギリスの「アブロ748」かと思われます。B737とA320よりも似てます。本当に似てます。
その後ろにも何機か飛行機が見えていますが、柵のずっと向こうにあって近づくことができずません。見学させるつもりはないのでしょうね。
これはC-123「プロバイダー」輸送機です。ちなみに後部ハッチが開いており、中にも入れます。
これはタイの国産機パリバトラのレプリカと思われます。この後も出てきます。何機か作ったんですねきっと。
続いてイタリア、アエルマッキ社の練習機「SF-260」がここに。
セスナ社製の観測機、O-1/L-19「バードドッグ」は2機が展示されています。
やや角度をつけた状態で展示されているのは「RTAF-6」練習機です。先のRTAF-5に続いて開発された最新の国産機で、25機の量産が予定されているらしいです。
これはF-86D「セイバードッグ」のバリエーションの一種「F-86L」です。
これは既に見てきた攻撃機A-37の元ネタとなった練習機T-37「ツイート」です。
この飛行機は、米ヘリオ社の多用途機「クーリエ」ですね。保存状態ははっきり言って悪いです。翼端には穴あいちゃってるし。
あんまり見ない機体ですが、英パーシバル社の「プリンス」かと思われます。なんか戦前の爆撃機と飛行艇を合わせたみたいな見た目をしていますね。いちおう初飛行は1948年です。
このかわいい練習機はデ・ハビランド・カナダ「DHC-1」です。思うのですが、タイって多種多様な練習機を導入しすぎじゃないでしょうか?一貫性がないというか。政治の香りがします。
シャークマウスとターボプロップエンジンの映えるかっちょいいこの機体は、スイス、ピラタス社製のPC-6「ポーター」です。日本でも小松基地の博物館で南極隊が使用したものを見学することができますよ。
そんでもってT-33。
C-47は水平姿勢で展示されています。この機体は正門脇に展示されていて訪問者をお出迎えする役割があるのだと思うのですが、私が行ったときは正門からは入ることができず、誰も通らないなか、ひとりポツンとたたずんでいました。
北側の屋外展示機はこんな感じです。大型の機体や、タイ空軍の中でも位置づけのはっきりしない機体が展示されている印象でした。さて、続いては南側の機体を見ていくことにしましょう。
南屋外展示
南屋外展示エリアは、下の画像の⑧にあたるエリアです。いちばん端に位置しているので、あれ?ここまで入っても大丈夫だよね?とちょっと心配になるエリアです。
この機体は、自衛隊でも運用された練習機T-28「トロージャン」です。戦後の軍用レシプロ機、て感じがしますね~
これは先ほどのF-86Lの先輩に改修元にあたるF-86F「セイバー」です。
そいでもってT-6「テキサン」です。これら3機種は自衛隊でも運用していたので、日本の航空博物館でも見学できますよ。なんと浜松に行けば全部見られます。
レスキューと書いてあるこの機体はグラマンG-44「ウィジョン」です。水陸両用の飛行艇で、救難機として使用されていたのでしょう。
二次大戦機好きなら興奮間違いなしなのが、このSB2C「ヘルダイバー」です。タイも本機を運用していたんですね。しかしながら、この展示機は羽布がボロボロで保存状態は良くありませんでした。できればファイアフライと一緒に補修してあげてほしいですね。
「フェアチャイルド24」は1930年代に開発された飛行機です。こういう思わぬ飛行機がいるのがこの博物館の特徴です。
でかくて全体の写真が上手く撮れなかったのですが、アエリタリア「G.222」かと思われます。
このエリアの脇には、またもやパリバトラのレプリカが。
そしてスクラップヤード。ファントレーナーやF-5の残骸がころがっています。
そして対空火器でしょうか。飛行機以外のものも展示されているのですが、私にはさっぱりです。写真には撮っていませんがレーダーも展示されていました。
以上、駆け足でしたが屋外の展示機を見てみました。雨ざらしなだけあって保存状態が良くないものが多かったですね。少しずつでも補修が進んでくれると良いなと思います。
もし補足情報や小ネタなどありましたら是非コメントもお願いいたします!
次回の記事で、タイ王立空軍博物館は終了の予定です。よろしければ次の記事もよろしくお願いします。
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